映画『飯舘村の母ちゃん』制作支援の会 






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◆ みんなで作った映画を見てほしい

◆みんなで作った映画を見てほしい
「飯舘村 べこやの母ちゃんーそれぞれの選択」は、原発事故から人生が変わった3 人の母ちゃんたちの物語です。普段は見せてくれないプライベートな素顔も含めて人生の一部を切り取らせてもらった映画です。母ちゃんたちは撮影させてくれただけでなく、家にまで泊めてくれました。花子さんに「そんなによその人を泊めたり、世話をしたりして大変じゃない?」という人たちもいました。そんなとき花子さんは「いいや、大変じゃないよ」と言ってくださいました。そんなご厚意に報いるためにも、この映画を世に出したいと思います。
そしてこの映画は支援してくださった人たちのお金で出来た映画です。この場をお借りしてお礼を申し上げます。支援の会のスタッフたちは、資金を集めるだけでなく、撮影の車の手配、現地の取材にもかかわってくれました。取材後の書き起こしは支援者の方々がボランティアで担ってくださいました。
仮の編集が出来上がるとそのたびに映画の感想を述べてもらいました。みんなで作り上げた映画だと思っています。
原発事故から12年目の今、世間ではすでにニュースではなくなっています。12年前に起こったことすら忘れ、原発の再稼働や次世代型の原発建設など叫ばれています。こういう時代にこそ観てほしい映画です。
いつの時代にも残る映画にしていきたい、原発事故の経験のない世代にも伝えられるような映画になってほしいと思います。

  (古居みずえ)

通信20号を配信しました。 No20



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