「飯舘村 べこやの母ちゃん〜それぞれの選択」自主上映の手引き
◎ 準備開始は実施の3か月〜6か月前が目安です。
1 一緒に上映会を企画・運営してくれる仲間を集める(6か月前までに)
・役割分担を決めると進行がスムーズにいきます。責任者、会計、広報、機材担当等、それぞれが得意分野を生かせるようにするといいでしょう。
・会の名前をつけ、連絡先を決めることも今後の宣伝などで必要となります。
2 応援、後援してくれる団体を探す(6〜3か月前までに)
・例えば、環境問題・エネルギー問題、人権の擁護、平和の推進を図る活動等の市民団体など、一緒に自主上映を運営してくれるグループがないか探してみてください。他のグループとうまく連携できれば規模の大きな上映会も可能になります。
・上映料金は、参加者数により設定しています。小規模での上映会もひらきやすくなっております。
3 上映規模を決め、上映ができる会場を探す(3か月前までに)
・会場によっては、1年から半年以上前から貸出しの受付をしていますので、目ぼしい会場が近くにあれば受け付け開始時期を確認しておきましょう。会場を最優先にするか、日程を最優先にするかも大事です。1、2と同時進行で、会場探しが必要です。
・貸出しの素材は、DVDか Blu-rayディスクです。どちらかが上映できる機材(プレイヤー、プロジェクター、スクリーン等)を完備した会場を探すのがベストです。(上映会に慣れている会場を選んだほうがトラブルは少ないと思います。)
・機材を別に借りるとかなり費用がかかります。また、機材に詳しい人がいないとトラブルに対応できない場合があります。(上映には専用のプレイヤーを使い、パソコンでの上映は避けてください。)
・会場を借りる時に、上映機材のほか、マイク、受付用の机や椅子などを同時に申し込むところもあります。当日券を販売や受け付け等で、机は最低1つはあったほうがいいでしょう。
4 予算を立て、入場料を決める(3か月前までに)
・会場費、上映料(素材の貸出料金)、印刷費、事務用品費等のすべての支出と見込み入場者数から入場料金を決めます。
・入場料金は、前売り・事前予約を割引したり、高齢者や学生の割引等も必要に応じて設定しましょう。
5 申込書を制作支援の会に送る(3〜2か月前までに)
・日程、会場が決まったら、自主上映申込書を映画「飯舘村の母ちゃん」制作支援の会にメール、ファクス等でお送りください。
・宣伝に必要な材料も一緒に申し込んでいただきますので、何がどのくらい必要か決めて注文してください。
・映画のパンフレットもございます。委託販売していただける場合はこちらもご注文ください。ただ、販売物に関しては、DVD等上映素材と一緒にお送りすることもできますので、後で考えていただいても結構です。委託ですので、売れた分だけ定価の8掛けの金額で請求させていただき、売れなかった分はご返却いただきます。
6 上映会の情報を掲載・放送してくれる媒体を探す(2か月前までに)
・市報、区報等の公的な広報誌、地元紙の催し物欄等に情報を載せてもらう場合は依頼できる期間が決まっていますので事前に調べておく必要があります。多くの場合、掲載は無料なので大いに利用するといいでしょう。(掲載の1か月前くらいに情報の受け付けが締め切られることが多いので早めの準備が肝心です。)
・コミュニティFMを含む地元放送局、NHKローカル局もあたってみましょう。(電波媒体は紙媒体に比べて時間的に余裕がある場合が多いです。)
7 印刷物の作成・宣伝(3か月前から上映前日まで)
・チラシ、チケット等印刷物の作成をします。チラシはなるべく早く準備をして配布方法を考えましょう。チラシの必要枚数は予想入場者数の5倍から10倍が目安です。
・裏面の下3cmセンチ程度が白になっているチラシ(両面カラー)を用意しています。(右写真)白い部分にパソコンのプリンター、リソグラフ等の簡易印刷機、コピー等で上映会の日時、会場、入場料等必要な情報を入れてください。手書きでもかまいません。
・チラシのデータをお送りすることもできますので、白い部分をご自分でデザインして版下を作成し、印刷を(ご自分で探した印刷所に)頼むこともできます。枚数が多い場合はこちらがおすすめです。
・まったく独自にチラシ、ポスターをお作りになる場合には、写真、タイトルのロゴ文字等素材のデータをお送りします。
・B2ポスターには、日付や会場を入れるスペースは予め作ってありません。必要な情報は貼るなどしてお使いいただきます。
・ボランティアセンター、女性センター、生涯学習センター、図書館、公民館等の地域の施設、地元のスーパー、商店、銀行等で掲示、あるいはチラシを置いてくれる所を探しましょう。
・予算にゆとりがあれば、新聞への折り込みも考えられます。
・フェイスブック、ツイッターなどでの宣伝も有効です。予告編も公式サイトにあります。アドレスを表示して、見られるようにするのも忘れずに。。
8 チケットの作成・販売(上映当日まで)
・前売りの料金を少し安くして観客数を確保するといいでしょう。チケットの販売はなるべく多くの人で分担すると、一人の負担が少なくなります。
・チケットは必ずしも作らなくても、予約者の名簿を作ればそれでも対応できます。ただ、予約しても当日来られなくなる人は必ずいますので、確実に集金するにはチケットを先に販売したほうがいいと思います。
・規模が大きい場合は、それぞれの人が直接販売するほかに電話などでも注文を受けられるようにする必要があります。受け渡しを会場にする方法もありますが、できれば郵便振替口座を作り、送金してもらうほうが確実です。
9 上映前日までの準備
・上映素材(DVD、Blu-rayディスク)は、上映予定日の一週間前までに予備と合わせて2枚(あるいは2組)お送りします。上映素材が到着したら、出来るだけ上映会で使用するプレイヤーで問題なく映写できるか試してください。もし予備にも問題があればすぐにご連絡ください。
・アンケートなど配布資料があれば、予想入場者数より少し多めに準備しましょう。
・「飯舘村 べこやの母ちゃん〜それぞれの選択〜」上映会場であることがわかる垂れ幕、ポスター、会場までの道案内矢印等、上映会に来る人が迷わないように誘導する掲示物を用意しましょう。
・会場で立て看板などが借りられる場合は、事前に大きさを調べて、その大きさに合った掲示物を用意しましょう。
・受付、当日売り等の貼り紙を準備しましょう。
・チケットを作らなかった場合は予約者リストが必要です。
・つり銭を用意しましょう。
10 当日
・時間の余裕をみて、開場の1時間以上前から準備を始めましょう。
・会場案内の掲示物を貼りましょう。(上映会終了後回収するのを忘れずに!)
・受付、当日券販売用の机の準備等、来場者が快適に映画鑑賞できるよう会場設営をしましょう。
・配布物が複数あれば、一人ずつに渡せるようにセットしておきましょう。
・上映素材の最終チェックをします。観客が入ると無人の状態より音が通りにくくなるので、音量の設定は大きめにしておきましょう。
11 上映会終了後
・実際の入場者数を制作支援の会にメールまたはファクスで報告してください。映画「飯舘村の母ちゃん」制作支援の会では、入場者数を元に請求書を作成します。
・上映素材のDVD、Blu-rayディスクを返却してください。
・請求書が届いたら、ご送金をよろしくお願いいたします!
お疲れさまでした!!